税務・経理相談

商工会は青色申告の手続き、税制についての質問、事業承継などの相談に応じています。

節税は正しい税制の
理解から

所得税や法人税などは、自ら税法に従って所得と税額とを正しく計算して申告し、納税するという、申告納税制度が採用されています。

適正な申告と納税を行うには、正しい税制を理解することが大切です。このことが中小企業税制の措置を活かした節税に結びつきます。

商工会では定期的に税務相談会等を開催しています。

中小企業の自己資本の充実や近代化を図るため、税制上の特別措置が講じられています。

所得税において基礎控除、配偶者控除、扶養控除、青色申告特別控除、小規模企業共済掛金控除等の所得控除等による税負担の軽減が行われます。

中小企業者の設備投資促進のための特別措置や中小企業倒産防止共済掛金、中小企業退職金共済掛金等の損金等算入等があります。

この他にも多くの税制上の措置が図られています。

一定の帳簿書類を備え付け所定の事項を記録し、その帳簿に基づいて正しい申告をする人には、所得の計算などについて有利な取扱いが受けられる制度です。青色申告のできる人は、事業所得、不動産所得、山林所得のある人です。

新たに青色申告をしようとする人は、その年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を税務署に提出します。また、その年の1月16日以降新たに開業した人は、開業日から2カ月以内に申請すればよいことになっています。

原則として正規の簿記の原則による記帳ですが、

（1）現金出納帳
（2）売掛帳
（3）買掛帳
（4）経費帳
（5）固定資産台帳

の5冊からなる「簡易帳簿」によることもできます。

八重瀬町商工会では、小規模個人事業者の方へ帳簿記帳などの相談・指導を行っています。正しい帳簿付けは、経営状況の把握、適正な税務申告に不可欠です。帳簿付けの基礎や確定申告書の作成方法の指導、節税対策についてなど、分かりやすくお伝えします。

記帳の種類	自計（記帳継続指導）	記帳代行
内容	日々の記帳から決算・申告までの指導商工会では日々の記帳方法、源泉事務、決算、確定申告に至るまで、各事業所に合った指導を行います。会計ソフトについて商工会では、「クラウド会計MA1」を使っての入力指導を推奨しています。 MA１新規申込みキャンペーン（令和5年9月末まで）使用料年間51,150円のところ、初年度のみ33,000円で提供します。	商工会「クラウド会計MA1」による記帳事務代行記帳継続指導に加え、原則、１年間の記帳代行を行い、各事業所で自計処理ができるよう指導を行っていきます。専用の伝票または、仕訳帳へ日々の仕訳を記入して頂き、１か月ごとに商工会に提出して頂きます。提出して頂いた仕訳に基づき、会計ソフト（MA1）に入力した後、残高試算表や総勘定元帳等を作成し、お渡しいたします。並行して、仕訳のアドバイスや会計ソフト（MA1）の入力指導を行っていきます。