サーターアンダギーの県外展開に伴う新たな生産方式並びに販売方式の導入
事業所名 | 有限会社みどり食品 |
代表者 | 與座永彦 |
所在地 | 八重瀬町字港川222 |
業種 | 食料品製造業 |
設立 | 昭和58年5月 |
電話 | 098-998-3410 |
担当指導員 | 伊波幸則 |
経営革新の概要
これまで第一工場をメインとして量販店向けにカット野菜、惣菜、惣菜キット商品や菓子類の製造を主に行ってきました。今後は第二工場の製造体制(機械・人員)を強化し、新たに県外量販店向け取引に対応していくことに加えて県産食材を使用した製品の一般消費者向け販路の拡大(ECサイト活用、ふるさと納税返礼品等)にも挑戦していきます。
これにより、第2工場の稼働状況の改善と自社ブランドの確立並びに収益性の向上を図ることが可能となります。
提供する商品・サービス<既存事業>
第1工場においては、惣菜キット商品(ゴーヤーチャンプルーキット他、サラダ、和惣菜等)の製造。
第2工場では県産食材を使用した商品群(県産紅芋使用サーターアンダギーのペースト、県産セーイカ使用のイカもち、あぐー肉まん等)の製造。
提供する商品・サービス<新事業(経営革新)>
「紅芋サーターアンダギーの冷凍ペースト」「紅芋餡入りサーターアンダギー」などの県外量販店向けの販売。
ターゲット顧客<既存事業>
県内大手量販店
ターゲット顧客<新事業(経営革新)>
県外量販店のバイヤー、県外飲食店、個人客(ECサイト・ふるさと納税)
新事業(経営革新)の連携先
八重瀬町、八重瀬町商工会、県外大手量販店
代表者の声
自社ブランド商品の確立と販路拡大には第二工場の発展が必要不可欠との思いがありました。今回商工会のご指導もあり、第三者目線を交えた自社の強み・弱みを浮彫り出来たことで、より今後の方向性と取組むべき課題が明確になりました。今後は県外向け商品の開発、新規販路開拓を進めながら、人員育成や製造工程改革を積極的に行い経営強化をしていきます。
経営指導員の視点
ものづくり補助金の申請相談から深掘りしていくと、以前より県外量販店のバイヤーなどから引き合いがありながら現状の機械及び人員体制では対応できていないことや競合他社のいない商品開発を行っていた為、経営革新計画申請を提案し認定まで支援。地域のスター企業として成功事例となるよう引き続き支援していきます。 八重瀬町商工会 伊波幸則