災害や非常時に社員の命と取引先からの信頼を守る「事業継続力強化計画」の策定
事業所名 | ソーエイドー株式会社 |
代表者 | 大城宗貞 |
所在地 | 八重瀬町字玻名城1123番地1-103 |
業種 | 食料品製造業 |
設立 | 2003年11月(創業1993年1月) |
電話 | 098-840-7885 |
担当指導員 | 伊波 幸則 |
課題
昨今の自然災害や感染症拡大等の影響が拡大するなか、事業活動の継続を考えた計画書がない状況であった。商品製造の一部を県内の障害者福祉施設へ業務委託していることやサンゴ再生活動など様々な影響が考えられるため、サプライチェーンリスクを検討し計画を策定していくことを提案した。
取組内容
事業継続力強化計画を作成していく中で、八重瀬町内のハザードマップや自社の社員や設備等の安全確保について確認し、実際に実行出来る計画書の作成を意識して取り組んだ。
将来の展望
連絡網の作成や年1回以上の緊急時の訓練や教育など、常に平時の推進体制の整備、訓練及び教育の実施その他の事業継続力強化の実効性を確保するために計画書に基づいて実行し、町内での安定した事業活動が出来るよう継続していき災害等に強い事業所を作っていく。
代表者の声
ものづくり補助金の相談の際に加点項目であるので作成を提案されたことがキッカケだったが、作成していく中で、自社の社員の命を守ることや取引先への信頼獲得に繋がることが分かり、より現場に近い計画書を作成することができ国から当計画書の認定とものづくり補助金の採択を受けられたことが経営を安定させていく自信に繋がった。
経営指導員の視点
ものづくり補助金の相談の際に提案したことがキッカケであったが、当該計画書作成の中でコロナ後を見据え今後の経営環境の変化に素早く対応できるとともに雇用や社会的信頼の確保にも繋がっていくことを感じた。今後は計画書のPDCAを回しながらフォローアップ支援を行う。